RACE REPORT

TOYOTA Gazoo Racing 86/BRZ Race

TOYOTA Gazoo Racing 86/BRZ Race

オートポリスラウンドは、練習走行で好調さを見せたが 予選は17位となり、決勝レースは追い上げるも13位フィニッシュ

Qualifying/17th /2’13”273

3シーズンぶりにTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race にフル参戦している「T by Two CABANA Racing」。ドライ バーには若手の堤優威選手を起用し、メインスポンサー として大手自動車部品メーカーの株式会社アドヴィック ス様を始め、多くのサポートを受けて年間9戦のシリー ズを戦っています。

4月28日(土)、29日(日)にスポーツランドSUGOで実施 された第2戦では、予選でポールポジションを獲得し、決 勝レースではオープニングラップから後続を引き離し圧 巻のポールトゥウィンを果たしました。プロフェッショナル シリーズのデビュー2戦目で早くも優勝したことで、堤選 手は多くのメディアで取り上げられるとともに、ライバル チームや関係者からも注目を浴びることになりました。 優勝の勢いを持続させて臨んだ第3戦は、大分県の オートポリスが舞台。今戦は、予選と決勝レースを5月 27日(日)の一日で実施する1DAY開催となりました。

スポーツランドSUGOレースの様子

画像説明など

T by2 CABANAレーシングピットの様子

CABANA Racing

チームは、5月24日(木)から走行を開始し、持ち込ん だ車両のセットアップを確認するとともにコースコンディ ションのチェック、そしてドライバーのコースへの習熟度 を上げるために走行を重ねます。25日と26日もサー キットのスポーツ走行枠とTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceの専有走行枠が用意されていて、計4本の 走行枠でテストを実施。ライバル勢との正確なタイム比 較はできていませんでしたが、前戦からの好調さは維 持していてトップ10内での戦いが予想されました。 3日間の練習走行を経て予選は5月27日(日)の9時40 分から20分間に渡って行なわれました。予選開始直後 にコースインした♯7 ADVICS CABANA86を駆る堤選手は、 1周に渡ってタイヤに熱を入れるとタイムアタックを開始 します。ホームストレートから高速コーナーのセクター1 ではトップタイムと遜色ないスピードを見せましたが、 アップダウンと低中速コーナーの続くセクター2とセク ター3でタイムが伸びません。

結果として2分13秒273を マークし、17位となりました。予選は、20分の時間内の 最後にタイムアタックを行なった♯82 KTMS 86の谷口信 輝選手が2分12秒643でポールポジションを獲得してい ます。 ♯7 ADVICS CABANA86は、予選に合わせてセットアッ プを変更したことと、コースコンディションの変化にドライ バーが合わせ切れなかったことにより、練習走行よりも タイムを落としてしまう悔しい結果となりました。

CABANA Racing

Final/13th/ 22′50″017/10LAPS

第3戦オートポリスラウンドの決勝レースの様子

予選終了から3時間30分のインターバルを経て、第3 戦オートポリスラウンドの決勝レースが行なわれました。 この週末は、事前の天気予報では降雨が予想されてい ましたが、26日の午前中こそ激しい雨が降ったものの、 それ以外は好天に恵まれて、決勝レースも快晴の元で 開催されることになりました。 10周の決勝レースは、予定通りの13時45分にフォー メーションラップがスタート。午前中の予選で17位となり、 後続からの追い上げを図ることとなった♯7 ADVICS CABANA86の堤選手は、好スタートを切って1コーナーま でに2台をパスして順位をアップします。1周目のコント ロールラインを通過した時点で14番手となっていて、1周 目に3つポジションを上げたことになります。トップから14 番手の堤選手までが、約7秒の中に密集した激しいテー ルトゥノーズの戦いが序盤から繰り広げられました。そ んな混戦の中で堤選手は、3周目に自己ベストタイムと なる2分15秒038をマークして先行車を追います。4周目 に入ると先行車のスピンによって1つポジションを上げて 13番手に、しかしパッシングポイントが少ないオートポリ スなのでラップタイムは上位陣と遜色ないものの、簡単 に順位を上げることができません。

レースが後半戦に入る6周目には3番手争いでクラッ シュが発生し、♯7 ADVICS CABANA86は12番手にポジ ションを上げます。しかし、周回を重ねていくとマシンの 加速感が鈍りだし、徐々に先行車から離されていきます。 ラップタイムも2分16秒、17秒へと落ち、8周目にはひと つポジションを下げて13番手になります。苦しい状況な がらも必死に周回を続け、♯7 ADVICS CABANA86は10 周目に13位でチェッカーを受けました。 第2戦でポールトゥウィンとファステストラップを獲得す るフルポイントを得た堤選手は、連続してポイント獲得を 狙いましたが、13位フィニッシュで残念ながらポイントを 積み重ねることはできませんでした。次回の第4戦岡山 国際サーキットラウンドは、6月23日(土)に予選、24日 (日)に決勝レースが行なわれます。

ADVICS CABANA86レースの様子
COMMENTS
  • 安藤宏チーム代表兼監督

    Team Chairman/Director

    安藤宏チーム代表兼監督

    前戦のスポーツランドSUGOラウンドで優勝したこともあり、ある程度の期 待と自信を持って挑んだ第3戦でしたが、想像通りの結果とはなりませんで した。一勝を挙げたから、その勢いを持続できるというほど甘いカテゴリー ではないことを再認識しました。ドライバーもチームとしても経験不足が露 呈し、引き出しの少なさを実感しているので、まだまだ実力を付けていくこと が必要です。今戦は、チームの母体となるグループ会社の地元開催という ことで多くの応援団が駆け付けてくれました。結果は付いてきませんでした が、観戦を楽しんでいる様子が見られて良かったです。次戦は、気持ちを 切り替えてスポンサー様やサポートいただいてきる皆さまの期待に応えら れるように準備していきます。

  • 堤 優威選手

    Driver

    堤 優威選手

    前戦で優勝できたことにより気持ちの余裕や自信も生まれて挑んだオート ポリスラウンドでした。練習走行では、トップ集団とも遜色ない結果が出てい たので、その調子を維持して臨んだ予選でした。しかし、セットアップとコー スコンディションが合わずに17番手となってしまいました。予選が重要となる ワンメイクレースなので、下位に沈んでしまったことは悔しいです。決勝レー スは追い上げを図ってポイント獲得を狙いましたが、一歩届かずに13位で した。次戦に向けては、今回の反省を教訓にして、予選でひとつでも良い順 位を得て結果を残していきたいです。

  • 山崎登チーフエンジニア

    Chief Enginner

    山崎登チーフエンジニア

    今回のオートポリスラウンドは24日(木)から走り始めて、気温や路面コン ディションの異なる時間帯での走行、そしてウエットとドライコンディションな ど様々な状況で練習走行ができました。タイムも悪くなかったので、チーム としてはトップ6に入れると予想して、1DAY開催の予選と決勝レースに臨み ました。しかし、予選ではマシンのセットアップとドライビングが噛み合わず に苦しい展開となってしまいました。決勝レースは、最終ラップまで戦えるよ うにタイヤのライフを考えたセットアップで挑みました。それでも、中盤以降 はラップタイムが上がらずに13位という結果でした。次戦までに決勝レース でのラップタイムが伸びなかった原因を掴んで、再びトップ争いを行なえる ようにしたいです。今戦は、多くの応援団が駆け付けてもらった中での戦い だったのですが、結果が伴わず申し訳ありませんでした。

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